乱切り蕎麦浜寅のこころ
乱切り蕎麦浜寅のこころ

日本人の食文化に蕎麦は欠かすことができません。

しかし、長い歴史の中で頑なに守られてきた美意識により、満腹感が得られない、美味しいけれど値が張るなどのイメージが先行し、いつしか蕎麦は日々の食から遠い存在になったように思います。
あるいはコストパフォーマンスや作業効率を優先するあまり、本来の風味・食感が損なわれている例も珍しくありません。

そこで、浜寅は蕎麦専門店としてのスタンスに恥じぬよう、食材を吟味し、製粉から手掛け、汁の製法にも試行錯誤しました。

蕎麦食の魅力を再認識していただきたい!
是非「浜寅」の蕎麦をご賞味あれ!

  • 浜寅のこころ 其の一

    蕎麦の風味は鮮度が命
    だからこそ自家製粉

    蕎麦の香りは儚く、粉の状態ではすぐに消え失せてしまいます。よって、店内の石臼で挽いたばかりの蕎麦粉を使用するよう心掛けております。
    また、つなぎには小麦粉より相性が良いとされる山芋を用いました。郷愁を誘う素朴な風味は、身土不二の思いを再認識させてくれるでしょう。
    ※身土不二とは、「人と土地(自然)とは元来切り離せないもの」という禅の思想。
    浜寅のこころ其の一
    浜寅のこころ其の一
  • 浜寅のこころ 其の二

    香り豊かで喉越し良し
    これぞ乱切りの真骨頂

    細く切り揃えた職人芸こそが粋といわれていますが、細過ぎる蕎麦は風味は薄れてしまいます。しかし、太さをあえて揃えない乱切り蕎麦なら、本来の風味は損なわれず、しっかりとしたコシと、つなぎとして用いた山芋が醸し出すツルツルとした喉越しを存分に味わうことができます。
    浜寅のこころ其の二
    浜寅のこころ其の二
  • 浜寅のこころ 其の三

    手に取った瞬間、ズシリと感じる盛りの量に、自然と笑みもこぼれてしまう

    蕎麦は伸びないうちに食べ切れる量が粋だと、昔から言われています。とはいえ、確かな満腹感を得られない…となれば、飽食の時代に生きる現代人にとっては物足りなさを否めません。
    対して浜寅は、一人前250グラム、大盛り375グラム(通常の約倍量)というボリューム。器が運ばれてきた直後から、十分な食い応えを実感できるはずです。
    浜寅のこころ其の三
    浜寅のこころ其の三
  • 浜寅のこころ 其の四

    たっぷりと香る鰹節の風味
    じわり染みるかえしの甘み

    水に溶け易く、熱に弱い蕎麦は、本来つけ蕎麦で食すもの。その繊細な風味を支えるのが蕎麦汁です。浜寅の汁は、三週間寝かせたかえしと、神奈川県で唯一の産地入札権を持つ鰹節問屋の粉砕鰹節を通例の二倍量用いた出汁で、ただ濃いだけではない重層的な味に仕上がっています。
    浜寅のこころ其の四
    浜寅のこころ其の四
  • 浜寅のこころ 其の五

    注文ごとに火を通すことで溢れ出す新鮮な旨味

    ねぎと鶏もも肉をたっぷりと落とし込んだとり肉せいろのつけ汁は、さらに真鴨(青森県産)の皮から抽出した鴨脂で濃厚なコクを加えています。
    一方、こってり豚せいろのつけ汁には白ねぎと一緒に炒めた豚ばら肉と、焦がした香味野菜を添加。いずれも注文ごとに炒め始めるので、厨房に立ちこめる野趣な香気が空腹感をいっそう刺激します。
    浜寅のこころ其の五
    浜寅のこころ其の五
  • 浜寅のこころ 其の六

    食の歓びを伝える匠の器

    和食器は手や口に直接触れるため、その形状や食感、あるいは造形までもが味覚に影響を与えます。美濃焼の里・岐阜県東濃地方の蘇山窯さんが、浜寅のためにと手間をかけて焼いていただいた器は、蕎麦をすする歓びを一段と引き立ててくれることでしょう。
    浜寅のこころ其の六
    浜寅のこころ其の六